仏教讃歌と日本歌曲のひととき

特別展 横浜の仏像ーしられざるみほとけたちー 関連コンサート「蜘蛛の糸」

開催日
2021年03月07日
開演時間
開場13:30 開演14:00
会場
横浜市歴史博物館 エントランスホール
料金
ライブ・アーカイブ配信チケット2,000円 ※当日観覧チケットは完売しました
その他
配信チケットはイベントペイサイトからの購入

特別展 横浜の仏像ーしられざるみほとけたちー 関連コンサート「蜘蛛の糸」

2021年1月23日~3月21日の期間、横浜市歴史博物館 特別展 横浜の仏像ーしられざるみほとけたちが」開催され、その関連として同館のエントランスホールでコンサートを行います。

第一部は浄土真宗本願寺派の音楽法要にて歌われている仏教讃歌とその作曲家たちの音楽のコンサートを。第二部は芥川龍之介の『蜘蛛の糸』を作曲家木下牧子が描く朗読・独唱、クラリネット、ピアノによる音楽物語を演奏します。『蜘蛛の糸』は仏教の因果応報をテーマとした物語で、教科書等にも掲載され多くの人に知られています。木下牧子は現在、合唱、歌曲、ピアノ曲、室内楽において活躍し、特に合唱、日本歌曲においては、今一番知名度の高い作曲家であり、『蜘蛛の糸』の世界を美しく神秘的に描いています。

また、今回は、ライブ配信(場合により録画配信)によるトライアル公演として会場内の人数を従来130席程度設けるところを約30席に制限するとともに、新型コロナの感染症の状況によっては、無観客での実施も考えております。

【 プログラム 】
 第一部 
【 みほとけのうた 】仏教讃歌とその周辺の作曲家
仏教讃歌は明治時代から西洋音楽の書法で書かれた仏教音楽であり、様々なな作曲家、作詞家により沢山の曲が生み出され歌い継がれております。第一部では仏教音楽に携わった作曲家による、仏教讃歌と日本歌曲のプログラムでお届けします。

恩徳讃/成道の歌/重誓偈/春の寺/紫陽花/松島音頭 等

 第二部 
木下牧子作曲 朗読・独唱、クラリネット、ピアノのための音楽物語 【 蜘蛛の糸 】
因果応報をテーマとした芥川龍之介の児童向け短編小説【 蜘蛛の糸 】 を、作曲家木下牧子が音楽劇として幽玄に美しく描き出した傑作。-ある日、極楽の蓮池の淵でお釈迦様は水の中を透き通して地獄をご覧になりました。するとそこには…

芥川龍之介原作/木下牧子作曲

【 出演 】
 宮地里実(ソプラノ・朗読) 
私立仁愛女子高等学校音楽科声楽専攻卒業。愛知県立芸術大学音楽学部声楽専攻卒業。同大学院音楽研究科声楽修了。現在、フランス、日本、ブラジル、アルゼンチン、ドイツ、イタリアの歌曲を中心としたプログラムで多数の演奏会、サロン・コンサートに出演している。 2014 年、 2016 年、ニース夏期国際音楽アカデミーにてダルトン・ボールドウィン、ロレーヌ・ヌバーの各氏のマスタークラスを受講しディプロム取得。ボールドウィン氏と共にモーリス・ラヴェルの作品でのリサイタル( 2014 年)、南米ブラジル・アルゼンチンの歌曲によるリサイタル( 2017 年)を開催し高い評価を得る。また都筑区の夏の風物詩 『 星空のコンサート 』 企画運営委員、よこはま芸術プロジェクト PASSAGE 代表として舞台の企画運営にも携わっている。声楽を勝木陽子、林安喜子、故滝沢三重子、三林輝夫、竹村靖子の各氏に師事。楽曲分析を加納悟郎氏、故ダルトン・ボールドウィン氏に師事し研鑽を積む。現在、(株)カルチャー、東京音楽学院、アリオーネ音楽教室講師 。 フォーレの会、クラシック・ミューズの会同人。 日本ヒナステラ協会、日本フォーレ協会、二期会フランス歌曲研究会、二期会会員。

 吉田 純 (ピアノ) 
都立日比谷高等学校卒業。東京音楽大学ピアノ専攻卒業。東京学芸大学大学院修了。様々な歌手、ミュージシャンと共演、現在、クラシックから近年はジャズまで多岐にわたる音楽活動、また複数の合唱団の専属ピアニストを務める。 2016 年月刊ピアノ × ピティナ編曲オーディション 2 位受賞。現在、アリオーネミュージック代表、アリオーネ音楽教室主催、全日本ピアノ指導者協会正会員。横浜音楽振興会代表、「フレッシュ横浜音楽コンクール」の企画責任者。 2017 年 CD 「 My Romance『 マイ・ロマンス 』 」リリース。

 小嶋慶子 賛助 (クラリネット) 
武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科クラリネット専攻卒業。 日本クラリネット協会主催クラリネットアンサンブルコンクール デュオ 入選。 日本クラシック音楽コンクールクラリネット部門入賞。 ベルカント室内管弦楽団団員。 ソロ、室内楽等で活動中。 これまでにクラリネットを吉成隆一、兼氏康雄、磯部周平、山本正治、武田忠善、川畑真一の各氏に、室内楽を岡崎耕治、磯部周平の各氏に師事。

よこはま地域文化遺産デビュー・活用事業実行委員会

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