特別展 横浜の仏像 しられざるみほとけたち 関連コンサート

仏教讃歌と日本歌曲のひととき

横浜市歴史博物館の特別展「横浜の仏像ーしられざるみほとけたちー」関連イベントとして「蜘蛛の糸~みほとけのうた~」コンサートを開催し、仏教讃歌と日本歌曲、そして音楽物語「蜘蛛の糸」を ソプラノ、クラリネットとピアノの演奏で聴いていただきました。

一部では、ソプラノの宮地里実さんの幼い頃からの体験や仏教讃歌を作曲した名だたる作曲家の紹介をはじめ、丁寧な説明を伺ってからの演奏に、あまり馴染みのなかった仏教讃歌でしたが、美しいメロディーと深い意味を持つ歌詞に、ゆったりと満たされた気持ちになりました。

今回は、コロナ感染症で十分なお席のご用意ができないため、ライブ・アーカイブ動画も併用してのトライアル公演として行いました。

二部の蜘蛛の糸(芥川龍之介作/木下牧子先生作曲)の音楽物語は、40分にわたる朗読・独唱、ピアノとクラリネットの演奏も加わり、独特の世界が伝わってきました。

迫真に迫る語りと、美しい音楽にイメージがひろがります。

来場者のみでしたが、アンコールでは「竹とんぼに」(木下牧子作曲)とさくら横丁(中田義直作曲)の2曲で締めくくられました。

開催

2021年3月7日(日)14:00〜15:55

会場

横浜市歴史博物館 1階 エントランスホール

出演

ソプラノ・朗読  宮地 里実

ピアノ     吉田 純

クラリネット  小嶋 慶子(賛助)

運営

主催:よこはま地域文化遺産デビュー・活用事業実行委員会

共催:横浜市歴史博物館

後援:公益財団法人東京二期会

企画:音楽工房MIYAJIYA

協力:よこはま芸術プロジェクトPASSAGE、アリオーネミュージック、AG.COMPANY

運営協力金:観覧チケット 4,000円

ライブ・アーカイブ配信チケット 2000円

参加者:観覧 30名 

    ライブ・アーカイブ配信 484回 

スタッフ:14名