1300年の雅楽の伝統と未来を奏でる

お月見ライブ「神秘的な雅楽・笙の魅力」

開催日
2019年09月14日
開演時間
16:30〜19:15
会場
都筑民家園  アクセスマップ
料金
1,000円
その他
お月見団子とお茶付き、定員:100名、チケットは7月15日(月・祝)から都築民家園で販売、先着順、5歳以上有料、4歳以下入場不可。当日券はありません。雨天決行、荒天の場合16日(月・祝)に延期

イベント概要

第1部 雅楽の伝統

伝統的な雅楽の演奏、解説と唱歌
本物の和の文化「雅楽」の演奏を聞きながら、初めての方にも分りやす<笙(しょう)、第策(ひちりき)、横笛、龍笛(りゅうてき)の楽器や曲目について解説があります。また、参加者と一緒に笙の唱歌(しょうが)を声を出してうたいます。雅楽演奏家による本格的な雅楽の演奏をお楽しみください。

<演奏者> 笙:真鍋尚之、笙:豊剛秋、箪:築三浦元則、箪築:春日るり子、笛:太田豊、笛:岩崎達也

第2部 雅楽の未来

sho²(笙二人)現代音楽の笙の演奏
真鍋尚之は西洋クラシック音楽系の前衛音楽である現代音楽を、豊剛秋はブラック・ミュージックの演奏を通じて楽器の可能性を広めてきました。2017年より二人はsho²として雅楽の演奏を通じてお互いの音楽性を高めながら、様々な視点から笙の可能性に光を当て活動しています。多様な音楽性を引き出すプログラム構成による演奏をお楽しみください。

く演奏者> 笙:真鍋尚之、笙:豊剛秋

出演者プロフィール

真鍋尚之(まなべなおゆき)
洗足学園大学(専攻/作曲・声楽)および東京芸術大学邦楽科雅楽専攻卒業。第1回国立劇場作曲コンクールにて笙独奏曲《呼吸II》を自作自演し優秀賞(第1 位)受賞。2000 年より笙の可能性を追求した「真鍋尚之笙サイタル」シリーズを開始。2003 年のリサイタルは読売新聞「回顧2003 クラシック・4氏が選んだベスト5」に選ばれる。雅楽の演奏家として小野雅楽会および十二音会において笙・楽箏・楽琵琶・右舞の演奏をし雅楽普及のために尽力している。

豊剛秋(ぶんのたけあき)
1000年来、代々雅楽の笙を家業とする「楽家(がつけ)」に生まれる。笙、歌、舞、琵琶の他、ピアノ、ヴァイオリンも修得。宮内庁楽部楽師養成課程修了。早稲田大学社会科学部卒業。多ジャンルのアーティストとのコラボは、都内ライブハウスを中心に行っている。特に、自身が最も敬愛するブラックミュージック(ブルース&ファンク)と雅楽の融合を目指した自作、アレンジ曲は好評を博している。現在、宮内庁式部職楽部楽師。重要無形文化財保持者。

三浦元則(みうらもとのり)(篳篥)
幼少よリ雅楽に親しみ、父三浦進に篳篥の手ほどきを受ける。篳篥・古代歌謡を東儀雅季氏、右舞を多忠輝氏に師事。東京藝術大学音楽学部邦楽科卒業。同大学非常勤講師。「東京楽所」「日本音楽集団」所属。古典から現代音楽まで幅広く活動している。

春日るり子(かすがるりこ)(篳篥)
島根県出雲市の三十一代続く社家に生まれる。幼少期よリピアノ、巫女舞、龍笛を習い、10 歳よリフルートを始め、17歳の頃に箪築と出会い、三浦元則、山田文彦(宮内庁式音団餓楽部)の各氏に師事。2017 年東京藝術大学音楽学音阻惑楽科雅楽専攻卒業。安宅賞受賞。雅楽以外でも様々な音楽活動を行っている。

太田豊(おおたゆたか)(笛)
元宮内庁式部職楽部首席楽長安齋省吾氏に師事し、横笛·琵琶·左舞を専門とする。東京藝術大学音楽学部雅楽専攻卒業。また一方で、Alto Sax·Guitar·DAW・おりん(仏具)• 自作のオリジナル楽器など様々な楽器を用いて舞台音楽などの創作活動も行う。

岩崎達也(いわさきたつや)(笛)
父の影響で幼少の頃より雅楽に親しむ。8 歳から童舞、16歳から龍笛を始める。平成29 年度より東京藝術大学邦楽科雅楽専攻に入学。現在学部3 年生。大学ではこれまでに龍笛を上研司氏、小山貴紀氏の各氏に師事。日本以外にもモンゴル、アメリカ、南米など海外での演奏会にも出演。

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